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ビジネスフォンの選び方|失敗しない機種選定と導入のポイントを徹底解説

「ビジネスフォンを導入したいけれど、種類が多すぎてどれを選べばよいかわからない」――オフィスの電話環境を整えるにあたって、こうした悩みを持つ方は少なくありません。ビジネスフォンはメーカーや機種によって機能・価格・拡張性が異なり、自社の業務に合わないものを選ぶと、導入後に使いにくさやコストの無駄が生じてしまいます。

本記事では、ビジネスフォンの選び方を「導入目的の整理」「種類の比較」「機能の見極め」「台数・回線数の決め方」「費用の把握」「メーカー比較」「新品・中古の判断」「業者選び」の8つのステップに分けて解説します。初めてビジネスフォンを導入する方から、既存の機器を入れ替えたい方まで、失敗しない選び方のポイントをまとめてお伝えします。

確認したいポイント結論詳細
ビジネスフォン選びの第一歩は?導入目的と利用環境を整理する「なぜ導入するのか」を明確にし、必要な台数・外線数・利用シーンを洗い出すことが最適な機種選びの出発点です。
オンプレミス型とクラウド型の違いは?設置場所と柔軟性が異なるオンプレミス型はオフィスに主装置を設置、クラウド型はインターネット経由で利用。テレワーク対応ならクラウド型が有利です。
必要な機能はどう見極める?業務フローから逆算して選ぶ内線転送・通話録音・IVR・スマホ連携など、自社の業務に本当に必要な機能を洗い出してから機種を絞りましょう。
必要な台数・回線数の目安は?社員数と同時通話数で決まる電話機の台数は電話を使う社員数、外線数は同時通話の最大数を基準にします。将来の増設余地も考慮しましょう。
費用の相場はどれくらい?小規模で15~50万円が目安3~5台の小規模オフィスで主装置+電話機+工事費込み15~50万円。リースなら月額5千~1.5万円程度です。
主要メーカーの特徴は?NTT・SAXA・NEC等7社が主流NTTは安定性、SAXAはコスパ、NECは大規模対応など、メーカーごとに強みが異なります。
新品と中古どちらがよい?予算と機能の優先度で判断最新機能や保証を重視するなら新品、コストを最優先にするなら中古が適しています。
業者選びで失敗しないコツは?相見積もりと保守体制の確認最低2~3社から見積もりを取り、工事品質・保守対応・アフターサポートの充実度を確認して判断しましょう。

この記事でわかること

  • ビジネスフォン選びの出発点となる「導入目的と利用環境」の整理方法
  • オンプレミス型とクラウド型の違いと、自社に合った種類の選び方
  • 業務フローから逆算して必要な機能を見極めるコツ
  • NTT・SAXA・NECなど主要7メーカーの特徴と比較ポイント
  • 費用相場と導入方法(購入・リース・レンタル)の使い分け
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株式会社ライドでは、オフィスの規模や業務内容に合わせた最適なビジネスフォンをご提案しています。
「どの機種が自社に合うかわからない」「コストを抑えて導入したい」という方は、お気軽にご相談ください。
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導入目的と利用環境を整理する

ビジネスフォン選びの第一歩は、「何のために導入するのか」「どのような環境で使うのか」を明確にすることです。目的が曖昧なまま機種やメーカーを比較しても、最適な選択にはたどり着けません。

たとえば「コストを削減したい」「テレワークに対応したい」「顧客対応の品質を向上させたい」「拠点間の内線通話を実現したい」など、目的によって優先すべき機能やシステムの種類は大きく変わります。まずは自社の課題とゴールを整理し、そのうえで機種選定に進むのが正しい順序です。

利用環境としては、オフィスの規模(フロア数・座席数)、社員の働き方(内勤中心か外出が多いか)、拠点の数(本社のみか複数拠点か)、既存の電話回線の種類(アナログ・ISDN・光回線)なども確認しておきましょう。これらの情報が揃っていれば、販売店から的確な提案を受けやすくなります。

オンプレミス型とクラウド型の違い

オンプレミス型の特徴

オンプレミス型は、オフィス内に主装置(PBX)を設置し、電話機を有線で接続する従来型のビジネスフォンです。通話品質が安定しており、インターネット環境に左右されないのが最大の強みです。セキュリティ面でも、社内ネットワークで完結するため外部からの不正アクセスリスクが低く、金融機関や医療機関など高い安全性が求められる環境に適しています。

一方、導入時に主装置の購入費と配線工事費がかかるため初期費用が高く、増設や拠点追加の際にも追加工事が必要になります。

クラウド型の特徴

クラウド型(クラウドPBX)は、主装置の機能をクラウド上のサーバーで提供するビジネスフォンです。主装置の購入や配線工事が不要で、インターネット回線さえあればスマートフォンやパソコンを内線端末として利用できるのが大きな特徴です。テレワークや多拠点展開にも柔軟に対応できるため、近年急速に普及しています。

月額料金制のサービスが多く、初期費用を抑えられる反面、長期利用では累計コストが高くなるケースもあります。また、インターネット回線の品質が通話品質に直結するため、回線の安定性を事前に確認しておく必要があります。

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業務に必要な機能を見極める

ビジネスフォンには基本的な内線・外線・転送機能のほかに、さまざまなオプション機能があります。自社の業務フローに照らし合わせて、本当に必要な機能だけを選ぶことが、コストを抑えつつ業務効率を上げるコツです。

代表的なオプション機能としては、「IVR(自動音声応答)」は着信を自動で部署に振り分けるため問い合わせ対応が多い企業に有効です。「通話録音」は顧客とのやり取りを記録してトラブル防止やオペレーター教育に活用できます。「スマートフォン連携(内線化)」は外出先や在宅でも会社の代表番号で発着信でき、テレワーク対応に欠かせない機能です。

不要な機能を付けすぎると操作が複雑になりコストも増加するため、「あれば便利」ではなく「なければ業務に支障が出る」機能に絞って選びましょう。

必要な台数と回線数を決める

電話機の台数は、日常的に電話を使用する社員の数を基準に決めます。すべてのデスクに設置する必要はなく、共用の電話機で対応できる場合もあるため、実際の利用頻度を考慮して過不足のない台数を設定することが大切です。

外線(同時通話回線)の数は、ピーク時に同時に何本の外線通話が必要かで判断します。たとえば、社員10人のオフィスでも、同時に電話を使うのが3~4人程度であれば外線は3~4本で十分です。将来的な社員増加や拠点追加の可能性がある場合は、主装置の増設余地(空きスロット)があるかどうかも確認しておきましょう。

費用の相場と導入方法

ビジネスフォンの導入費用は、主装置・電話機・配線工事費の合計で決まります。小規模オフィス(3~5台)で15万~50万円、中規模オフィス(10台前後)で50万~150万円程度が目安です。

導入方法は「購入」「リース」「レンタル」の3つがあります。購入は総額を最も安く抑えられますが初期費用が大きく、リースは初期費用ゼロで月額5,000~15,000円程度の定額払いになります。レンタルは短期利用に向いていますが月額はリースよりやや高めです。自社のキャッシュフローや利用期間に合わせて最適な方法を選びましょう。

主要メーカーの特徴と比較

国内のビジネスフォン市場には主要7社のメーカーがあり、それぞれに特徴があります。

NTTは国内シェアトップクラスで、安定性と信頼性に定評があります。保守体制が全国に整っており、大企業から中小企業まで幅広く採用されています。

SAXA(サクサ)はコストパフォーマンスの高さが強みで、中小企業や店舗に人気があります。直感的に操作できるシンプルな設計が特徴です。

NECは大規模システムへの対応力が高く、多拠点展開やコールセンター向けの高機能モデルに強みがあります。

そのほか、NAKAYO(ナカヨ)はデザイン性と使いやすさ、IWATSU(岩通)は堅牢性、Panasonicは家電メーカーならではの操作性に定評があります。どのメーカーにも万能な正解はなく、自社の規模・業務内容・予算に合わせて選ぶことが重要です。

新品と中古の選び方

新品は最新の機能やセキュリティ対策が搭載されており、メーカー保証も受けられます。長期利用を前提にリース契約で導入するケースが一般的です。最新のクラウド連携機能やスマートフォン内線化に対応したい場合は新品が適しています。

中古は新品の半額以下で購入できるケースが多く、コストを最優先にしたい企業に向いています。基本的な電話機能(内線・外線・転送・保留)は新品と変わらないため、高度な最新機能が不要であれば中古でも十分です。ただし、保守部品の供給期限やメーカーサポートの有無は必ず確認してから購入しましょう。

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業者選びのポイント

複数社から相見積もりを取る

同じ機種でも販売店によって価格やサービス内容が異なります。最低でも2~3社から見積もりを取り、機器代・工事費・保守料金の内訳を比較することが、コストを抑えつつ信頼できる業者を選ぶための基本です。

工事品質と保守体制を確認する

ビジネスフォンの設置工事には国家資格(工事担任者)が必要です。資格保有者が在籍しているか、過去の工事実績はどの程度あるかを確認しましょう。導入後の故障対応やメンテナンスの体制も、長く安心して使い続けるための重要なチェック項目です。

過剰なスペックを勧めてこないか確認する

自社の利用状況に対して不要な高額機種や余分な台数を勧めてくる業者には注意が必要です。顧客の業務内容を丁寧にヒアリングし、必要十分な構成を提案してくれる業者こそ、長期的に信頼できるパートナーです。

ビジネスフォンの技術情報やメーカーの最新動向については、一般社団法人情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)のウェブサイト(https://www.ciaj.or.jp/)でも確認できます。

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まとめ

ビジネスフォンの選び方は、「導入目的の整理→種類の選択→機能の見極め→台数と回線数の決定→費用の比較→メーカー選定→新品か中古かの判断→業者選び」という8つのステップで進めるのが失敗しないコツです。

オンプレミス型は通話品質の安定性とセキュリティに強く、クラウド型はテレワーク対応や多拠点展開に有利です。必要な機能は「なければ業務に支障が出るもの」に絞り、台数と回線数は実際の利用頻度から逆算して決めることがコスト最適化のポイントです。

メーカーや機種で迷ったら、OA機器の専門業者に相談し、自社の業務内容と予算を伝えたうえで複数の提案を比較検討してください。ビジネスフォンは一度導入すると6年前後使い続ける設備ですので、価格だけでなく保守体制や将来の拡張性も含めて総合的に判断することが大切です。

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