複合機の買取相場と高く売る方法|業者選びから査定アップのコツまで解説
目次
- 複合機の買取相場はどれくらいか
- 買取価格に影響する5つの査定ポイント
- カウンター数(総印刷枚数)
- メーカー・機種の年式
- 本体の外観・動作状態
- オプション・付属品の有無
- 市場の需給バランス・タイミング
- 複合機を高く売るための5つのコツ
- 使わなくなったら早めに査定に出す
- 本体を清掃して外観を整える
- 付属品・オプションをすべて揃える
- 複数の業者に相見積もりを取る
- 動作確認を事前に行っておく
- 買取業者の種類と選び方
- OA機器・複合機専門の買取業者
- 総合リサイクルショップ
- 業者選びで確認すべきポイント
- 3つの買取方法の特徴と使い分け
- 出張買取
- 宅配買取
- 店頭買取
- 複合機の買取の流れ(5つのステップ)
- ステップ1:買取業者を選定する
- ステップ2:無料査定を依頼する
- ステップ3:査定額を比較して業者を決定する
- ステップ4:データ消去・搬出・引き渡し
- ステップ5:入金
- 買取前に確認すべき注意点
- リース品は買取できない
- データ消去を忘れずに行う
- 買取額から差し引かれる費用を確認する
- 買取できない複合機の対処法
- まとめ
「使わなくなった複合機を売りたいけれど、いくらで売れるのかわからない」「どこに売ればいいのか見当がつかない」――こうした悩みを抱えたまま、不要な複合機をオフィスに放置してしまっているケースは意外と多いものです。
複合機は時間の経過とともに資産価値が下がるため、使わなくなった時点でできるだけ早く売却するのが賢い選択です。事前にいくつかのポイントを押さえておけば、想像以上の金額で現金化できることもあります。本記事では、業務用複合機の買取相場から、査定額を上げるための具体的なコツ、信頼できる業者の選び方、売却時の注意点まで、まとめて解説します。
| 確認したいポイント | 結論 | 詳細 |
|---|---|---|
| 複合機の買取相場はいくら? | 1~20万円程度が目安 | 古い機種や廉価モデルは1~3万円、年式が新しく高性能な機種は10~20万円程度の買取価格がつきます。 |
| 買取価格に影響する要素は? | カウンター数と年式が最重要 | 総印刷枚数が少ないほど高評価。発売から5年以内の機種は中古需要が高く、高額査定になりやすいです。 |
| 高く売るコツはある? | 清掃・付属品・早めの売却 | 外観の清掃、付属品を揃えること、使わなくなったら早めに査定に出すことが高価買取への近道です。 |
| どんな業者に売ればいい? | OA機器専門の買取業者が有利 | OA機器専門店は中古複合機の販路を持つため、総合リサイクルショップより高値がつきやすい傾向です。 |
| 買取方法はどんな種類がある? | 出張・宅配・店頭の3種類 | 業務用の大型機は搬出まで任せられる出張買取が便利。家庭用なら宅配や店頭買取も選択できます。 |
| リース品は買取できる? | リース品は売却不可 | リース契約の複合機は所有権がリース会社にあるため買取対象外です。購入品であることを事前に確認しましょう。 |
| 買取前にデータ消去は必要? | 初期化は必須対応 | HDDに残るスキャン・FAXデータの漏洩を防ぐため、査定前に本体の初期化を行っておくことが必要です。 |
| 買取できない複合機はどうする? | 産廃業者やメーカー回収を利用 | 買取不可の場合は産業廃棄物処理業者やメーカーの回収サービスで適切に廃棄処分しましょう。 |
この記事でわかること
- 業務用複合機の買取相場と、機種・状態による価格差の目安
- カウンター数・年式・外観など査定額に影響する5つの要素
- 査定前にやるべき清掃・付属品の確認・データ消去の手順
- OA機器専門店と総合リサイクルショップの違いと選び方
- 買取できないケースの対処法と、廃棄処分との使い分け
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複合機の買取相場はどれくらいか
業務用複合機の買取価格は、メーカー・機種・年式・状態によって大きく変動しますが、一般的な相場として1万円~20万円程度が目安です。年式の古いモデルや廉価モデルでは1万~3万円程度にとどまるケースが多い一方、発売から数年以内の高性能モデルで状態が良ければ10万~20万円、条件が揃えばそれ以上の金額がつくこともあります。
家庭用の小型プリンター複合機の場合は2,000円~10,000円程度が相場です。業務用と家庭用では買取金額に大きな差があるため、まずは自社の複合機がどの価格帯に該当するかを把握することが出発点になります。
メーカー別に見ると、キヤノンの業務用複合機は約1万~5万円、リコーは高速機を中心に需要が高く2万~10万円程度、富士フイルム(旧富士ゼロックス)やシャープも人気シリーズであれば高額査定が期待できます。特に、クラウド連携やAI OCRなど最新機能を搭載したモデルは中古市場でも引き合いが強い傾向です。
なお、買取相場はあくまで目安であり、実際の査定額は買取業者ごとの基準や在庫状況、買取強化キャンペーンの有無などによっても変動します。正確な買取価格を知るには、複数の業者に無料査定を依頼して比較するのが最も確実な方法です。
買取価格に影響する5つの査定ポイント
複合機の買取査定では、いくつかの要素が価格に大きく影響します。どのポイントが評価されるのかを理解しておけば、売却前の準備にも役立ちます。
カウンター数(総印刷枚数)
カウンター数は、自動車でいう走行距離にあたる指標で、複合機の買取査定において最も重視されるポイントです。カウンター数が少ないほど本体内部の部品の摩耗が少なく、買取価格が高くなります。
目安として、モノクロ10万枚以下・カラー5万枚以下であれば高価買取が期待できます。反対に、カウンター数が非常に多い複合機は内部の消耗が進んでいると判断され、査定額が大幅に下がるか、買取不可となる場合もあります。
メーカー・機種の年式
キヤノン・リコー・富士フイルム・シャープ・京セラ・コニカミノルタなど、主要メーカーの現行モデルや発売から5年以内の機種は中古市場での需要が高く、高額査定になりやすい傾向があります。
複合機は技術の進歩が早く、年式が古くなるほどセキュリティ機能やクラウド連携機能などの面で見劣りするため、買取額は下がります。発売から10年以上経過した機種は、買取対象外となるケースも少なくありません。
本体の外観・動作状態
外観のキズや汚れ、日焼けの有無は査定に影響します。コピー・スキャン・FAXなどの基本機能がすべて正常に動作することが買取の前提条件となる場合が多く、異音や紙詰まりが頻発する複合機は減額されるか、ジャンク品扱いになることがあります。
オプション・付属品の有無
フィニッシャー(自動ホチキス止め・パンチ穴あけ)、大容量給紙カセット、FAXキットなどのオプション装置が搭載されていると、買取額がプラス評価になります。取扱説明書やCD-ROM、電話線、保証書といった付属品が揃っているかどうかも査定に影響するため、売却前に確認しておきましょう。
市場の需給バランス・タイミング
同じ機種でも、買取業者の在庫状況や市場の需要によって査定額は変動します。同型機の在庫が少ないタイミングでは査定額が上振れしやすく、需要が高まる年度替わりの時期は買取価格が上がることもあります。売却のタイミングを見計らうのも、高く売るためのひとつの戦略です。
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複合機を高く売るための5つのコツ
使わなくなったら早めに査定に出す
複合機の資産価値は時間とともに下がり続けます。使わないまま放置するほど年式が古くなり、部品の供給停止リスクも高まるため、売却を決めたらできるだけ早く査定を依頼するのが鉄則です。
本体を清掃して外観を整える
査定前に本体の外観を丁寧に清掃しておきましょう。ホコリや汚れを落とし、ガラス面をきれいに拭いておくだけでも、査定担当者に与える印象は大きく変わります。外観がきれいな複合機は「大切に使われていた」と判断され、査定額にプラスに働きます。
付属品・オプションをすべて揃える
取扱説明書、電源ケーブル、CD-ROM、保証書など、購入時に付属していたものはできるだけ揃えておきましょう。後から取り付けたフィニッシャーや追加の給紙トレイなどのオプション品も、忘れずに申告してください。付属品が充実しているほど、再販しやすいと判断されて買取価格が上がります。
複数の業者に相見積もりを取る
1社だけの査定で売却を決めてしまうと、相場よりも安い価格で手放してしまう可能性があります。最低でも2~3社に見積もりを依頼し、査定額とサービス内容を比較して判断することが、損をしないための基本です。
一括査定サービスを利用すれば、一度の入力で複数の買取業者から見積もりが届くため、効率よく相場感を把握できます。
動作確認を事前に行っておく
査定前にコピー・プリント・スキャン・FAXの各機能が正常に動作するかを確認しておきましょう。動作不良がある場合は減額の対象になりますが、事前に申告しておくことで買取業者との信頼関係が築けます。問題点を隠したまま査定に出すと、後から減額やキャンセルになるリスクがあるため、正直に伝えることが大切です。
特に長期間使用していなかった複合機は、久しぶりに電源を入れるとトナーが固着していたり、給紙ローラーが硬化していたりすることがあります。査定前に一度テスト印刷を行い、印刷品質に問題がないかも併せてチェックしておくとよいでしょう。
買取業者の種類と選び方
OA機器・複合機専門の買取業者
OA機器を専門に扱う買取業者は、中古複合機の販路やメンテナンス体制を自社で持っているため、総合リサイクルショップよりも高い買取価格を提示できる傾向があります。業務用の大型複合機の搬出にも慣れているため、安心して任せられる点もメリットです。
OA機器専門の買取業者は、買い取った複合機を自社工場でクリーニング・整備したうえで再販するビジネスモデルを持っていることが多く、中間マージンが少ない分だけ買取価格に還元されやすい構造になっています。「複合機 買取 専門」などのキーワードで検索すれば、主要な専門業者を見つけることができます。
総合リサイクルショップ
幅広いジャンルの買取に対応する総合リサイクルショップでも、複合機の買取を受け付けている場合があります。全国に店舗を展開している大手チェーンなら、出張買取にも対応していることが多いです。ただし、複合機に特化していないため、専門店と比べると査定額がやや低くなる傾向があります。
業者選びで確認すべきポイント
買取業者を選ぶ際は、査定額だけでなく、出張費・送料・搬出費が無料かどうか、データ消去サービスの有無、キャンセル時の費用負担なども含めて比較しましょう。見積もりに含まれない隠れた費用がないかを事前に確認することが、トラブルを防ぐポイントです。
3つの買取方法の特徴と使い分け
出張買取
業者が直接オフィスに訪問し、搬出から運搬まですべて対応してくれる方法です。50~100kgを超える業務用の大型複合機には、出張買取が最も適しています。自社で運搬の手配をする必要がなく、その場で査定・現金化できるのがメリットです。
出張買取を利用する際は、事前に搬出経路の確認をしておくとスムーズです。エレベーターの有無や通路の幅、階段の段数などを業者に伝えておけば、当日の作業がスピーディに進みます。出張費・査定料が無料の業者を選べば、万が一査定額に納得できなかった場合もキャンセル費用がかからず安心です。
宅配買取
専用の梱包キットに詰めて配送する方法で、家庭用の小型プリンター複合機に適しています。送料無料で対応してくれる業者も多く、自宅から一歩も出ずに売却を完了できる手軽さが魅力です。業務用の大型機には向いていません。
店頭買取
自分でリサイクルショップに複合機を持ち込む方法です。即日で査定・現金化できますが、業務用の大型複合機は重量があるため持ち込みが難しく、家庭用の小型機向けの方法です。近くに店舗がある場合は検討してみてもよいでしょう。
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複合機の買取の流れ(5つのステップ)
複合機の買取は、業者選定から入金まで5つのステップで進みます。全体の流れを把握しておくことで、スムーズに売却を進められます。
ステップ1:買取業者を選定する
まずはインターネットや口コミで候補となる買取業者をリストアップします。OA機器専門の業者を中心に、最低2~3社をピックアップして比較検討するのがおすすめです。出張対応エリアや取り扱いメーカーの幅、口コミ評価なども選定の参考にしましょう。
ステップ2:無料査定を依頼する
候補の業者に電話やWebフォームから無料査定を依頼します。査定時に伝える情報は、メーカー名、型番(モデル名)、製造年、カウンター数(モノクロ・カラー別)、オプションの有無、外観の状態などです。これらの情報が揃っていると、より正確な見積もりが得られます。
ステップ3:査定額を比較して業者を決定する
複数社から提示された査定額と条件を比較し、最も納得できる業者を選びます。査定額だけでなく、搬出費・送料・手数料が含まれているかどうかも含めた「手元に残る金額」で比較することがポイントです。
ステップ4:データ消去・搬出・引き渡し
売却を決めたら、引き渡し前にデータ消去と付属品の準備を済ませます。出張買取の場合は業者が指定日時にオフィスに訪問し、搬出作業を行ってくれます。この際、搬出経路の養生や周囲の備品への配慮もプロの業者であれば安心して任せられます。
ステップ5:入金
引き渡しが完了したら、指定した銀行口座に買取代金が振り込まれます。出張買取の場合はその場で現金払いに対応してくれる業者もあります。入金後は領収書や買取明細書を保管しておくと、経理処理の際にスムーズです。
買取前に確認すべき注意点
リース品は買取できない
リース契約で導入した複合機は、所有権がリース会社にあるため、自社の判断で売却することはできません。リース品を勝手に売却すると、契約違反として違約金や損害賠償を求められるリスクがあります。
買取に出す前に、必ず契約書を確認し、対象の複合機が自社で購入したものであることを確認してください。リース品かどうか不明な場合は、導入時の販売店やリース会社に問い合わせましょう。
データ消去を忘れずに行う
複合機のハードディスクには、スキャンやFAX、印刷の履歴データが残っている場合があります。売却前に必ず本体の初期化を行い、内部データを消去しておくことが情報漏洩防止の基本です。
買取業者の中には、買取後にデータ消去を代行してくれるサービスを提供しているところもあります。自社での初期化に不安がある場合は、データ消去サービス付きの業者を選ぶと安心です。
なお、個人情報の適切な管理については、個人情報保護委員会のウェブサイト(https://www.ppc.go.jp/)で詳しい情報が確認できます。
買取額から差し引かれる費用を確認する
査定額が高くても、搬出費・運搬費・手数料が別途かかる場合は、手元に残る金額が大幅に減ってしまうことがあります。見積もり時に「差し引かれる費用はあるか」を必ず確認するようにしましょう。出張費・査定料・送料がすべて無料の業者であれば、提示された金額がそのまま受取額になるため安心です。
買取できない複合機の対処法
年式が古すぎる、故障して動作しない、カウンター数が極端に多いなどの理由で買取を断られた場合は、別の方法で処分を検討する必要があります。
業務用複合機は産業廃棄物に該当するため、産業廃棄物収集運搬業の許可を持つ業者に依頼するか、メーカーの回収サービスを利用するのが正規のルートです。メーカー回収は2万~4万円、産廃業者は5千~1万円が費用の目安です。
新しい複合機への入れ替えを同時に検討している場合は、販売店に旧機の引き取りを依頼する方法もあります。下取りキャンペーンを利用すれば、引き取り費用が無料になったり、新機種の導入費用から割引を受けられたりすることもあるため、まずは販売店に相談してみてください。
また、複合機の状態が比較的良好であれば、フリマアプリやオークションサイトで個人売買するという選択肢もあります。ただし、業務用の大型機は配送手配が煩雑で、買い手とのやり取りにも手間がかかるため、時間に余裕がある場合に限った方法といえます。個人売買の場合も、売却前のデータ消去は必ず行ってください。
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まとめ
複合機の買取相場は、古い機種で1万~3万円、新しく高性能な機種で10万~20万円程度が目安です。査定額に最も影響するのはカウンター数と年式であり、外観の状態やオプションの有無、付属品の充実度もプラス評価につながります。
高く売るためには、使わなくなった時点で早めに査定を依頼すること、本体を清掃して外観を整えること、複数の業者に相見積もりを取ることが重要です。OA機器専門の買取業者は総合リサイクルショップよりも高値がつきやすいため、まずは専門業者への相談をおすすめします。
リース品は買取対象外である点と、売却前のデータ消去は必須である点を忘れずに確認してください。買取できない場合は、産廃業者やメーカー回収で適切に処分するか、新機種への入れ替え時に下取りを利用する方法を検討しましょう。
不要になった複合機をそのまま放置していると、スペースを圧迫するだけでなく、日々資産価値が下がり続けてしまいます。売却を検討しているなら、まずは無料査定を依頼して現在の買取価格を確認するところから始めてみてください。