複合機のシェアランキング【2026年最新版】国内・世界シェアの比較からシェアが示すメーカーの強み、選び方への活かし方まで解説
目次
- 複合機の世界シェアランキング【2026年最新】
- 複合機の国内シェアランキング【2026年最新】
- 複合機のシェアが高いメーカーに共通する3つの理由
- 1. 保守拠点の充実度
- 2. 製品ラインナップの充実度
- 3. 顧客満足度とブランド信頼性
- 国内シェアと世界シェアの違いから見えること
- コニカミノルタは海外で強く、国内では中位
- 京セラ・シャープは国内で急成長中
- 市場再編がシェア構造を変える可能性
- 複合機のシェア情報をメーカー選びにどう活かすべき?
- シェアが高い=保守の安心感がある
- シェアが低い=コスト面で有利な場合がある
- シェアだけで決めず、自社の優先事項で判断する
- 複合機のシェアランキングを見る際の注意点
- 公的な国内シェアデータは限定的
- シェアと最終的な価格は別の話
- 市場再編でシェア構造は今後変わる可能性がある
- まとめ|複合機のシェアは保守の安心感を測る指標として活用しましょう
「複合機のシェアが高いメーカーはどこ?」「シェアの高さは選ぶ際の判断材料になるの?」——複合機の導入を検討する際、メーカーのシェア情報は信頼性やサポート体制を測る重要な指標になります。シェアが高いメーカーほど保守拠点が全国に広がっており、故障時の対応スピードに直結するからです。本記事では、複合機の国内・世界のシェアランキングを最新データに基づいて解説し、各メーカーのシェアが高い理由やシェア情報をメーカー選びにどう活かすべきかまでわかりやすくお伝えします。
※複合機の国内シェアは公的な調査が限定的なため、各メーカーの売上・出荷台数データや業界情報を総合した推定値を含みます。
複合機の世界シェアランキング【2026年最新】

業務用複合機の世界市場は日本メーカーが圧倒的な強さを誇っており、上位7社のうち6社が日本企業です。各調査機関のデータを総合すると、2025〜2026年時点の世界シェアランキングは以下の通りです。
| 順位 | メーカー | 世界シェア(推定) | 本社所在地 | 主力ブランド | シェアが高い理由 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | キヤノン | 約16〜20% | 東京都 | imageRUNNER | 総合力・顧客満足度 |
| 2位 | リコー | 約16〜17% | 東京都 | RICOH IM | 保守拠点数No.1 |
| 3位 | HP Inc. | 約11〜14% | 米国 | HP LaserJet | プリンター分野の強さ |
| 4位 | 富士フイルムBI | 約10〜11% | 東京都 | Apeos | 印刷品質トップクラス |
| 5位 | コニカミノルタ | 約10〜15% | 東京都 | bizhub | 海外市場に強い |
| 6位 | 京セラ | 約8〜10% | 京都府 | TASKalfa | 低コスト・高耐久性 |
| 7位 | シャープ | 約5〜8% | 大阪府 | BPシリーズ | コスパと操作性 |
世界シェアではキヤノンとリコーが僅差でトップを争い、この2社だけで世界市場の約3割以上を占めています。3位にはHP Inc.がランクインしていますが、HPは主にプリンター分野でのシェアが大きく、業務用A3複合機に限ればキヤノン・リコーの優位は揺るぎません。注目すべきは、コニカミノルタが海外市場で非常に高いシェアを持っている点で、特にヨーロッパ市場では存在感が際立っています。
複合機の国内シェアランキング【2026年最新】
国内市場は世界市場とは異なる順位構成になります。各メーカーの国内売上やJD.パワーの顧客満足度調査、業界各社の報告データを総合した推定ランキングは以下の通りです。
| 順位 | メーカー | 国内シェア(推定) | 顧客満足度 | 国内での強み |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | キヤノン | 約25〜28% | J.D.パワー3年連続1位 | 総合力のバランスが最も良いLED新型機で差別化 |
| 2位 | リコー | 約20〜22% | 高評価 | 保守拠点数が全国最多官公庁への導入実績が豊富 |
| 3位 | 富士フイルムBI | 約15〜18% | 高評価 | 印刷品質で業界トップクラス色再現性に定評 |
| 4〜6位 | 京セラシャープコニカミノルタ | 各約8〜10% | 京セラ・シャープ共にスモールオフィスで高評価 | 京セラ:カウンター料金最安シャープ:コスパと操作性コニカミノルタ:デザイン性 |
| 7位 | 東芝テック | 約3〜5% | — | 特殊用紙対応に強みリコーと開発統合 |
国内市場では、キヤノン・リコー・富士フイルムBIの「大手3社」だけで約6〜7割のシェアを占めているのが最大の特徴です。この3社は全国に数百以上の保守拠点を持ち、故障時に迅速に対応できる体制を整えていることが、高いシェアを支える大きな要因となっています。
複合機のシェアが高いメーカーに共通する3つの理由
1. 保守拠点の充実度
複合機は精密機器であり、故障時にいかに早く対応してもらえるかが業務への影響を左右します。シェアが高いキヤノン・リコー・富士フイルムBIは全国に保守拠点・サービスステーションを多数配置しており、都市部はもちろん地方でも迅速な駆けつけ対応が可能です。保守拠点の維持には大きなコストがかかるため、シェアが高く販売台数の多いメーカーほどこの体制を維持しやすいという好循環が生まれています。
2. 製品ラインナップの充実度
シェア上位のメーカーは、小規模オフィス向けの低速機から大規模企業向けの高速機まで、幅広い製品ラインナップを揃えています。どのような企業規模や利用状況にも対応できる機種が用意されているため、販売店が提案しやすく、結果としてシェアの拡大につながっています。
3. 顧客満足度とブランド信頼性
キヤノンはJ.D.パワーの顧客満足度調査でラージ&ミドルオフィス部門3年連続1位を獲得し、京セラはスモールオフィス部門で高い評価を受けています。導入後の満足度が高いメーカーは口コミやリピート契約でシェアを維持・拡大する傾向にあり、「選ばれ続けている」という実績そのものがブランド信頼性を高めています。
国内シェアと世界シェアの違いから見えること

コニカミノルタは海外で強く、国内では中位
コニカミノルタは世界シェアでは日本メーカーの中で上位に位置していますが、国内シェアでは4〜6位にとどまっています。これは海外市場(特にヨーロッパ・北米)での販売が非常に強い一方で、国内では保守拠点数で大手3社に劣る点が影響しています。海外拠点を持つグローバル企業にとっては、世界中で統一したサポートを受けられるコニカミノルタが選択肢になります。
京セラ・シャープは国内で急成長中
京セラとシャープは、カウンター料金の安さを武器に近年急速に国内シェアを伸ばしています。特にコスト削減を重視する中小企業からの支持が厚く、J.D.パワーのスモールオフィス部門でも高い評価を獲得しています。大手3社のシェアに迫る勢いで成長している注目メーカーです。
市場再編がシェア構造を変える可能性
2024年にリコーと東芝テックがオフィス複合機の開発・生産部門を統合して新会社「エトリア」を設立し、2025年にはOKIが合流しました。また、富士フイルムBIとコニカミノルタも部品調達の共同出資会社を設立しています。これらのアライアンスにより、今後のシェア構造が大きく変化する可能性があります。
複合機のシェア情報をメーカー選びにどう活かすべき?
シェアが高い=保守の安心感がある
シェアの高さは保守拠点の充実度に比例します。特に地方にオフィスがある企業にとっては、近くに保守拠点があるかどうかがメーカー選びの重要な判断基準です。故障時にすぐ対応してほしい場合は、シェア上位のキヤノン・リコー・富士フイルムBIが安心です。
シェアが低い=コスト面で有利な場合がある
シェア下位の京セラやシャープは、カウンター料金や本体価格が業界最安水準です。シェアが低いぶん、価格競争力で差別化を図っているため、コスト削減を最優先にしたい企業にとっては最も合理的な選択肢になることがあります。
シェアだけで決めず、自社の優先事項で判断する
シェアが高いメーカーが必ずしも自社にベストとは限りません。コスト・印刷品質・保守対応・操作性のどれを最も重視するかによって、最適なメーカーは変わります。シェア情報はあくまで「信頼性の一つの目安」として参考にし、最終的には自社の利用状況や予算に合ったメーカーを選びましょう。
| 優先事項 | おすすめメーカー | シェア順位 | ポイント |
|---|---|---|---|
| コスト最優先 | 京セラ・シャープ | 4〜6位 | カウンター料金が業界最安水準 |
| 印刷品質最優先 | 富士フイルムBIキヤノン | 1〜3位 | 色再現性と解像度がトップクラス |
| 保守サポート最優先 | リコー・キヤノン | 1〜2位 | 保守拠点数が全国最多クラス |
| 操作性・デザイン | シャープ・キヤノンコニカミノルタ | 1位・4〜6位 | タッチパネルの直感的な操作性 |
複合機のシェアランキングを見る際の注意点
公的な国内シェアデータは限定的
業務用複合機の国内シェアに関する公的な調査データは、世界シェアほど頻繁に公表されていません。本記事を含め、ウェブ上で見かけるシェアランキングの多くは、メーカーの売上データや業界情報を基にした推定値です。参考値として活用し、絶対的な数値としては捉えすぎないようにしましょう。
シェアと最終的な価格は別の話
シェアが高いメーカーの複合機が必ずしも安いわけではありません。同じメーカーの同じ機種でも、販売店(代理店)によってリース料金やカウンター料金に大きな差が出ます。メーカーをシェアで絞り込んだ後は、必ず複数の販売店から相見積もりを取ることが、適正価格での契約に欠かせません。
市場再編でシェア構造は今後変わる可能性がある
リコー・東芝テック・OKIの統合や、富士フイルムBI・コニカミノルタの提携など、メーカー間のアライアンスが急速に進んでいます。数年後にはシェアランキングが大きく変動している可能性もあるため、導入のタイミングで最新のシェア情報を確認することをおすすめします。
まとめ|複合機のシェアは保守の安心感を測る指標として活用しましょう
複合機の国内シェアはキヤノン・リコー・富士フイルムBIの大手3社で約6〜7割を占めており、保守拠点の充実度がシェアの高さを支えています。一方、京セラやシャープはコスト面の強さでシェアを急速に拡大しており、コスト重視の企業にとっては有力な選択肢です。
シェア情報は「保守体制の安心感」を測る重要な指標ですが、最終的な価格はメーカーではなく販売店で決まります。シェアでメーカーを絞り込んだ後は、複数の販売店から相見積もりを取り、トータルコストとサポート体制で最終判断しましょう。
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