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複合機メーカー7社を徹底比較!メーカー6社の特徴比較と企業規模別おすすめ機種の選び方

複合機を導入・入れ替えする際、「どのメーカーを選べばいいのか」は多くの企業担当者が最初に悩むポイントです。国内の業務用複合機市場にはキヤノン・リコー・富士フイルムBI・京セラ・シャープ・コニカミノルタ・東芝テックなど主要メーカーが競合しており、それぞれに異なる強みと弱みがあります。本記事では、複合機メーカー7社のシェアランキング、各社の特徴・代表機種・メリットデメリットに加え、2026年の最新業界動向までを徹底的に比較・解説します。

複合機メーカーのシェアランキング【2026年最新】

業務用複合機の世界シェアと国内シェアの概況は以下の通りです。なお、国内シェアの公的な調査は公表されていないため、各種調査データと業界情報を総合した目安となります。

順位メーカー世界シェア目安国内シェア目安強みの分類代表機種
1位キヤノン約16〜20%約25〜28%総合力iR-ADV DX
2位リコー約16〜17%約20〜22%サポートRICOH IM C
3位富士フイルムBI約10〜11%約15〜18%印刷品質Apeos C
4位コニカミノルタ約15%約8〜10%デザイン性bizhub C
5位京セラ約10%約8〜10%低コストTASKalfa
6位シャープ約5〜8%約8〜10%コスパ+操作性BPシリーズ
7位東芝テック約3〜5%約3〜5%特殊用紙対応e-STUDIO

国内市場では、キヤノン・リコー・富士フイルムBIの「大手3社」だけで約6〜7割のシェアを占めています。この3社は保守拠点数が全国トップレベルであり、故障時の迅速な対応が可能な点がシェアの高さを支えています。一方、京セラやシャープは価格の安さを武器に近年シェアを伸ばしています。

複合機メーカー7社の特徴・強み・弱みを詳しく解説

1. キヤノン|世界シェアNo.1の総合力

キヤノンはオフィス複合機・レンズ交換式カメラ・レーザープリンターで世界シェア1位を持つグローバルメーカーです。複合機においては印刷品質・操作性・保守体制のすべてが高水準にバランスされており、J.D.パワーの顧客満足度調査で2023〜2025年にラージ&ミドルオフィス部門3年連続1位を獲得しています。

強み:印刷品質と操作性のバランスが良く、総合力で選ぶならNo.1。グッドデザイン賞受賞の洗練されたUIも特徴。2025年には印刷方式をレーザーからLEDに変更し、解像度を8倍に向上させた新型機を投入。

弱み:本体価格・カウンター料金はやや高め。コスト最優先の企業には京セラやシャープの方が適する場合がある。

代表機種:imageRUNNER ADVANCE DXシリーズ(iR-ADV DX C3826Fなど)

2. リコー|保守拠点数No.1のサポート力

リコーは全国に業界最多の保守拠点を持ち、官公庁にも多数導入されている信頼性の高いメーカーです。独自のオイルレス定着トナー(PxP)による高品質な印刷と、故障時の迅速な駆けつけ対応が最大の強みです。2024年には東芝テックとオフィス複合機の開発・生産部門を統合し、新会社「エトリア」を設立。さらに2025年にはOKIが合流し、業界再編の核となっています。

強み:保守拠点数が全国最多で、故障対応のスピードに定評。印刷品質も高水準。試し刷り機能や2色印刷機能など、コスト削減に役立つ機能も充実。

弱み:本体価格とカウンター料金がやや高め。サポート体制の充実が価格に反映されている。

代表機種:RICOH IM Cシリーズ(IM C2510、IM C3510など)

3. 富士フイルムBI|印刷品質トップクラス

富士フイルムビジネスイノベーション(旧富士ゼロックス)は、色再現性と印刷品質で業界トップクラスの評価を受けているプレミアムメーカーです。2,400×2,400dpiの高解像度出力に対応した機種もあり、写真やデザイン系の印刷物を扱うオフィスで特に高い支持を得ています。2025年にはコニカミノルタと部品調達の共同出資会社を設立し、コスト競争力の強化を進めています。

強み:発色の鮮やかさ、階調のなめらかさ、細線の再現性がトップクラス。ドキュワークスなど独自のドキュメント管理ソフトも強力。

弱み:本体価格・カウンター料金は業界トップクラスに高い。コスト重視の企業には不向き。

代表機種:Apeos Cシリーズ、ApeosPro シリーズ

4. コニカミノルタ|デザイン性と発色の美しさ

コニカミノルタは写真やグラフィック印刷の発色の鮮やかさと、白×黒のスタイリッシュなデザインが特徴のメーカーです。Mac OSに標準対応している機種も多く、デザイン事務所や広告代理店での採用実績があります。

強み:デザインがおしゃれでオフィスに映える。発色と階調表現に優れ、2色印刷にも強い。Mac OS対応も充実。

弱み:国内の保守拠点は大手3社と比べるとやや少ない。地方での保守対応に時間がかかる場合がある。

代表機種:bizhub Cシリーズ(bizhub C360 iなど)

5. 京セラ|カウンター料金が業界最安水準

京セラの最大の強みは、カウンター料金と本体価格の安さです。独自開発の高硬度素材「PSLP」を採用した長寿命ドラムは、通常の2倍以上の印刷枚数に耐えられる高い耐久性を実現。消耗品の交換頻度が少ないため、ランニングコストを大幅に抑えられます。近年は導入台数の伸びに伴い、保守拠点も全国的に拡大しています。

強み:カウンター料金・本体価格ともに業界最安水準。ドラムの耐久性が高く、大量印刷環境でも安心。

弱み:カラー印刷の品質は他メーカーにやや劣る傾向。FAX機能がオプション構成のため別途費用が発生。

代表機種:TASKalfaシリーズ(TASKalfa 2554ciなど)

6. シャープ|コスパと操作性のバランス

シャープの複合機は、京セラに次いでリース料金・カウンター料金が安く、さらに家電メーカーならではの直感的な操作性が特徴です。コンビニ複合機のシェア約6割(セブン-イレブンを除く大手)を占めており、耐久性と使いやすさの両面で実績があります。クラウド連携機能も充実しており、スマホやタブレットからの印刷にも対応しています。

強み:コストが安く、操作パネルが直感的でわかりやすい。ウォームアップ(起動)が速い。環境配慮の再生プラスチック採用機でデザイン賞も受賞。

弱み:印刷品質の面では富士フイルムBIやキヤノンにやや劣る。大量のカラー印刷には不向きな場合がある。

代表機種:BPシリーズ(BP-C533WR、BP-70C26など)

7. 東芝テック|特殊用紙対応と消せるトナー

東芝テックの複合機は、特殊用紙への対応力に優れ、店舗のPOPやポスターの内製化に強みを持つメーカーです。特に注目すべきは、書いた文字を消して紙を再利用できる「Loops」シリーズで、環境意識の高い企業や用紙代を大幅に削減したい拠点に独自の価値を提供しています。2024年にリコーと開発・生産部門を統合し、今後の製品ラインナップの強化が期待されています。

強み:特殊用紙対応力が高い。消せるトナー「Loops」は環境配慮と用紙代削減の両立を実現。

弱み:国内シェアは小さく、保守拠点も大手に比べて少ない。機種のラインナップも限定的。

代表機種:e-STUDIOシリーズ

2026年の複合機メーカー最新動向

メーカー間の開発・生産統合が加速

2024年にリコーと東芝テックがオフィス複合機の開発・生産部門を統合して新会社「エトリア」を設立。2025年にはOKIがエトリアに合流し、2027年度には複合機の中核部品を共通化する計画を発表しました。一方、富士フイルムBIとコニカミノルタも2025年に部品調達の共同出資会社を設立。市場の成熟に伴い、各メーカーが単独での競争からアライアンスによるコスト効率化へと舵を切っています。

印刷方式のLED化が進行

キヤノンは2025年、オフィス向け複合機の印刷方式をレーザーからLEDに変更した新型機を投入しました。部品点数の削減と新開発の冷却システムにより、従来機比8倍の高解像度と安定した大量印刷を実現しています。OKIがリコー・東芝テックのエトリアに合流した背景にも、OKIのLED印刷技術の取り込みがあり、LED化は業界全体のトレンドとなっています。

AI連携・クラウド機能の標準化

2026年の最新複合機では、AIによるスキャン文書の自動分類・テキスト化、クラウドストレージへの直接保存、スマホからの印刷指示といった機能が標準搭載されるようになりました。複合機の役割が「印刷するだけの機器」から「業務のデジタル化を支援するツール」へと変化しており、導入時には最新機能もチェックポイントに加えるべきです。

複合機メーカーを選ぶ際の5つのポイント

1. 自社が最も重視する「優先軸」を決める

コスト・印刷品質・保守サポート・操作性——すべてを満たすメーカーはありません。まず自社が最も重視するポイントを1つ決め、それを起点にメーカーを絞り込むと効率的に選定できます。

2. メーカーだけでなく販売店で価格が変わる

同じメーカー・同じ機種でも、販売店の仕入れ力や利益率によってリース料金やカウンター料金に大きな差が出ます。メーカーを決めた後も、必ず複数の販売店から相見積もりを取りましょう。

3. シェアの高さは保守の安心感に直結する

シェアが高いメーカーほど、全国に保守拠点やサービス網を整備しています。特に地方にオフィスがある企業は、近くに保守拠点があるかどうかがメーカー選びの重要な判断基準になります。

4. トータルコストで比較する

メーカーごとの比較は本体価格やカウンター料金だけでなく、5年間の「リース料金 + カウンター料金」のトータルコストで行いましょう。カウンター料金が安いメーカーでも、本体が高ければトータルで逆転する場合があります。

5. 最新の業界動向を把握する

リコーと東芝テックの統合、富士フイルムBIとコニカミノルタの提携など、メーカー間のアライアンスが急速に進んでいます。こうした動きは今後の製品ラインナップや保守体制に影響を与える可能性があるため、最新動向も把握しておくと安心です。

まとめ|複合機メーカーは「優先軸」で選び、販売店で比較しましょう

複合機メーカー7社にはそれぞれ明確な強みと弱みがあります。コスト重視なら京セラ・シャープ、印刷品質重視なら富士フイルムBI・キヤノン、サポート重視ならリコー・キヤノン、デザイン性重視ならコニカミノルタがそれぞれの分野で優れています。

ただし、最終的なリース料金やカウンター料金はメーカーではなく販売店で決まるため、メーカーを選定した後は必ず複数の販売店から相見積もりを取り、トータルコストで比較検討しましょう。

株式会社ライドでは、すべての主要メーカーの複合機を取り扱っており、お客様の利用状況や予算に合わせた最適なメーカー・機種のご提案を行っております。メーカー選びでお悩みの方は、お気軽にお問い合わせください。

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