コピー機のトナー交換の手順|交換時期の見極め方と注意点・使用済みトナーの処分方法
目次
- コピー機のトナー交換が必要になるタイミング
- そもそもトナーとは何か
- 操作パネルの表示で判断する
- 交換表示が出てもすぐに止まるわけではない
- 印字の状態から見分ける
- 交換の頻度はどれくらいか
- 交換用トナーを常備しておく目安
- トナー交換の手順
- 作業前に確認すること
- 作業する場所と服装を整える
- 手順1|新しいトナーを箱から出して振る
- 手順2|フロントカバーを開ける
- 手順3|古いカートリッジを取り出す
- 手順4|新しいカートリッジを差し込む
- 手順5|カバーを閉じて調整を待つ
- 廃トナーボックスの交換
- 交換を特定の人に任せきりにしない
- トナー交換時に押さえておきたい注意点
- 火気に近づけない
- 手や衣類に付いたときは水で洗う
- 床やカーペットにこぼしたときの対処
- 分解しない・無理な力を加えない
- 純正・リサイクル・互換トナーの違い
- 純正トナー
- リサイクルトナー
- 互換トナー
- 保守契約との関係を先に確認する
- トナー代は年間でいくらになるか
- 使用済みトナーの正しい処分方法
- 一般ごみに出せない理由
- 事業所から出す場合の決まり
- メーカーや販売店の回収を利用する
- 回収までの保管方法
- 未使用のまま残ったトナーの扱い
- トナーをめぐるトラブルと対処
- 交換してもエラーが消えない
- 交換したのに印字が薄い・かすれる
- トナーが認識されない
- 注文していないトナーが届いたとき
- まとめ|手順を押さえれば数分で終わる作業
コピー機の画面に「トナーを交換してください」と出たとき、担当を任された人が最初に思うのは「壊さずにできるだろうか」ということだと思います。
結論から言えば、トナー交換は難しい作業ではありません。カバーを開けて古いカートリッジを抜き、新しいものを差し込むだけです。手順を知っていれば数分で終わります。
ただし、押さえておくべき点はいくつかあります。トナーは粉状のため、扱い方を誤ると衣類や床を汚します。使用済みのカートリッジを一般ごみに出せないことも、意外と知られていません。
この記事では、交換のタイミングの見極め方から実際の手順、作業中の注意点、トナーの種類の違い、そして使用済みトナーの正しい処分方法までを順に整理しました。
| 確認したいポイント | 結論 | 詳細 |
|---|---|---|
| トナー交換のタイミングは? | 残量表示と印字のかすれで判断 | 交換を促す表示が出た時点が目安。表示後もしばらく印刷できるため、慌てず新しいトナーを用意する。 |
| 交換手順は難しい? | 6つの工程で数分で終わる | 新しいトナーを振り、カバーを開け、古いものを抜き、新しいものを差し込んでカバーを閉じるだけ。 |
| 交換時に注意することは? | 火気を避け、付着は水で洗う | トナーには可燃性の材料が含まれる。手や衣類に付いた場合はお湯ではなく水で洗い流す。 |
| 使用済みトナーの捨て方は? | 一般ごみには出せない | メーカーや販売店の回収を利用する。事業所から出るものは排出事業者の責任で適正に処理する。 |
この記事でわかること
- トナー交換が必要になるタイミングの見極め方と、表示が出てからの猶予
- 実際の交換手順を工程ごとに分けた流れと、廃トナーボックスの扱い
- 作業中に押さえておきたい注意点と、こぼしたり付着したりしたときの対処
- 純正・リサイクル・互換トナーの違いと、保守契約との関係
- 使用済みトナーを処分する方法と、事業所から出す場合の決まり
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コピー機のトナー交換が必要になるタイミング
交換の手順に入る前に、いつ替えるべきかを押さえておきます。ここを理解しておくと、業務が止まる前に準備ができます。
そもそもトナーとは何か
作業の前に、扱うものの性質を知っておくと理解が早くなります。トナーは、家庭用プリンターで使われる液体のインクとは別のものです。
トナーは、樹脂と顔料を混ぜて細かい粉状にしたものです。この粉を静電気で紙に付着させ、熱と圧力で溶かして定着させることで印刷しています。
熱で溶ける性質を持つ点が重要です。この性質があるからこそ、衣類に付いたときにお湯を使ってはいけないという注意が出てきます。
また、粉であるため乾燥せず、インクのように使わない期間があっても目詰まりを起こしにくいという利点があります。印刷頻度が低い職場でも扱いやすいのはこのためです。
操作パネルの表示で判断する
現在のコピー機には、トナーの残量を知らせる機能が備わっています。残りが少なくなると、操作パネルに「まもなく交換時期です」といった予告が表示されます。
さらに減ると「トナーを交換してください」という表示に変わります。カラー機の場合は、どの色のトナーが減っているかも併せて表示されます。
この予告の段階で新しいトナーを手配しておけば、業務が止まることはありません。表示を見た人が担当者へ伝える流れを決めておくと、対応が遅れずに済みます。
交換表示が出てもすぐに止まるわけではない
意外と知られていないのが、この点です。「トナーを交換してください」と表示されても、多くの機種ではしばらく印刷を続けられます。
カートリッジの内部でトナーが偏っているだけの場合もあります。一度取り出して左右に軽く振り、セットし直すと表示が消えて印刷を続けられることがあります。
とはいえ、これは応急的な対応です。表示が出た時点で在庫を確認し、なければ手配してください。完全に切れると印刷は止まります。
印字の状態から見分ける
残量表示がない機種や、表示より先に症状が出る場合もあります。印字が全体的に薄い、部分的にかすれる、色味がおかしいといった変化はトナー切れの兆候です。
カラー機で特定の色だけが薄く出る場合は、その色のトナーが減っています。緑がかった、赤みが強いといった色の偏りは、この状態で起こります。
ただし、かすれや線の症状はトナー以外が原因のこともあります。交換しても改善しない場合は、別の原因を疑ってください。
交換の頻度はどれくらいか
1本のトナーで印刷できる枚数は、機種と印刷内容によって変わります。カタログには印刷可能枚数の目安が記載されており、この数値をもとに交換頻度を見積もれます。
ただし、実際の枚数は原稿の内容に左右されます。文字だけの資料と、写真や図版が多い資料では消費量が大きく違います。カラーで背景に色を敷いた資料を刷ると、目安の半分程度しか印刷できないこともあります。
月間の印刷枚数が分かっていれば、おおよその交換周期は計算できます。この周期を把握しておくと、発注のタイミングを決めやすくなります。
交換用トナーを常備しておく目安
使い切ってから注文すると、届くまでの間に業務が止まります。最低でも1本は予備を置いておくのが安全です。
カラー機であれば、黒だけでなく各色の予備が必要になります。印刷枚数が多い職場では、黒の消費が特に早いため多めに確保しておくと安心です。
保守契約の内容によっては、販売店が残量を把握して自動で届けてくれる場合もあります。契約内容を確認しておくと、在庫管理の手間を減らせます。
トナー交換の手順
ここからは実際の作業です。メーカーや機種によって細部は異なりますが、大きな流れは共通しています。
作業前に確認すること
まず、用意したトナーが機種に合っているかを確認します。同じメーカーでも機種ごとに型番が異なり、形状が似ていても入らないことがあります。
型番は、現在入っているカートリッジ本体か、本体のカバー内側に記載されています。カラー機の場合は、交換する色も間違えないよう確認してください。
コピー機の電源は、多くの機種で入れたままで問題ありません。むしろ電源を切ると交換後の自動調整が行われないことがあるため、取扱説明書の指示に従ってください。
作業する場所と服装を整える
手順に入る前に、周囲の環境も確認しておきます。コピー機の前に書類や飲み物が置かれていれば、いったんどけてください。
粉がこぼれた場合に備え、床の状態も見ておきます。カーペットの上では拭き取りが難しくなるため、可能であれば新聞紙などを敷いておくと安心です。
服装については、明るい色や高価な衣類を避けるに越したことはありません。作業自体で汚れることは多くありませんが、古いカートリッジから粉が落ちる可能性はあります。
手を汚したくない場合は、使い捨ての手袋を用意しておくと気兼ねなく作業できます。
手順1|新しいトナーを箱から出して振る
新しいカートリッジを箱から取り出します。このとき、封をしているシールや蓋は外さないでください。
中の粉が片寄っているため、水平に持って左右に5回から6回、軽く振ってならします。強く振る必要はありません。
この工程を飛ばすと、交換直後に印字が薄くなることがあります。ひと手間ですが省かないでください。
手順2|フロントカバーを開ける
コピー機が動作していないことを確認してから、本体前面のカバーを開けます。多くの機種では、正面中央にある扉がトナー収納部です。
カバーの内側に、交換手順を示した図が貼られている機種もあります。作業に迷ったら、まずここを確認してください。
手順3|古いカートリッジを取り出す
使用済みのカートリッジを、まっすぐ平行に引き出します。斜めに傾けると、内部に残った粉がこぼれる原因になります。
固くて抜けない場合は、ロックが掛かっている可能性があります。無理に引っ張らず、レバーやつまみの有無を確認してください。力任せに扱うと本体を破損させます。
取り出したカートリッジは、平らな場所に水平のまま置きます。立てたり傾けたりすると、残った粉が出てきます。
手順4|新しいカートリッジを差し込む
新しいカートリッジのシールや保護材を外します。この段階ではじめて封を開けるのは、粉の飛散を防ぐためです。
取り出したときと同じ向きで、まっすぐ平行に差し込みます。奥まで押し込むと、カチッと音がして固定されます。この音がしない場合は、正しく入っていない可能性があります。
カラー機では、色ごとに差し込む位置が決まっています。位置を間違えると入らない構造になっている機種が多いものの、確認してから差し込んでください。
手順5|カバーを閉じて調整を待つ
フロントカバーをしっかり閉じます。閉まりきっていないとエラーが表示されるため、確実に閉じてください。
機種によっては、カバーを閉じた直後に自動で画質調整モードに入ります。この間はカバーを開けず、動作が終わるまで待ってください。
調整が終わったら、試しに1枚印刷して仕上がりを確認します。問題がなければ交換は完了です。
廃トナーボックスの交換
トナーとは別に、使い切れなかった粉を回収する容器が付いている機種があります。廃トナーボックス、あるいは回収ボトルと呼ばれるものです。
こちらも満杯になると交換が必要で、放置すると印刷が止まります。トナー交換の頻度より少ないため見落とされやすい部品です。
取り外す際は、中身がこぼれないよう水平を保ちます。付属の蓋があれば必ず閉じてから、袋に入れて保管してください。
交換を特定の人に任せきりにしない
作業自体は簡単でも、やり方を知っているのが1人だけという職場は少なくありません。その人が不在のときにトナーが切れると、業務が止まります。
少なくとも複数人が手順を分かっている状態にしてください。実際に一度やってみせるのが最も早い共有方法です。
併せて、予備トナーの保管場所、型番、発注先を書いた紙をコピー機の近くに置いておくと迷いません。誰が対応しても同じ手順で終わるようにしておくことが、止めないための備えになります。
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トナー交換時に押さえておきたい注意点
作業自体は簡単ですが、トナーの性質を知らないまま扱うとトラブルにつながります。
火気に近づけない
トナーの粉には、熱で紙に定着させるため可燃性の材料が使われています。火気の近くで扱ったり、燃やしたりしてはいけません。
保管する場所も、直射日光が当たる場所や高温になる場所は避けてください。予備のトナーは、涼しく乾燥した場所に立てずに保管します。
手や衣類に付いたときは水で洗う
作業中にトナーが手や服に付くことがあります。このとき、お湯を使わないでください。
トナーは熱で溶けて定着する性質を持っています。お湯で洗うと繊維に固着し、落ちなくなります。必ず冷たい水で洗い流してください。
衣類に付着した場合も同じです。まず乾いた状態で粉を払い落とし、そのあと冷水で洗います。汚れても構わない服装で作業するのが確実です。
床やカーペットにこぼしたときの対処
こぼした粉を掃除機で吸うのは避けてください。粒子が細かいためフィルターを通り抜け、室内に舞い戻ることがあります。
乾いた布や紙で静かに拭き取り、残った分を冷水で湿らせた布で拭き取ります。広範囲にこぼした場合は、換気をしながら作業してください。
分解しない・無理な力を加えない
カートリッジを分解したり、詰まりを解消しようとして内部をこじ開けたりしてはいけません。粉が大量に飛散し、機器の故障にもつながります。
うまく入らない、抜けないといった場合は、型番の間違いか操作手順の誤りが原因であることがほとんどです。手が止まったら、保守を担当している販売店に連絡してください。
純正・リサイクル・互換トナーの違い
トナーには複数の種類があります。価格差が大きいため、どれを選ぶかで年間の支出は変わります。
純正トナー
コピー機のメーカーが自社製品向けに製造しているトナーです。機器との相性が保証されており、印字品質も安定しています。
価格は3種類の中で最も高くなりますが、故障が起きた際も保守契約の対象になります。使用済みカートリッジの無償回収に対応しているメーカーがほとんどです。
リサイクルトナー
使用済みの純正カートリッジを回収し、清掃と部品交換を行ったうえでトナーを詰め直した製品です。再生トナーとも呼ばれます。
純正より安く、資源の再利用という点でも利点があります。ただし再生の品質は業者によって差があるため、実績のあるところを選ぶ必要があります。
互換トナー
メーカー以外の会社が、新規に製造した非純正品です。価格は最も安く抑えられます。
一方で、印字品質にばらつきが出たり、粉漏れが起きたりする製品もあります。機器に不具合が生じても、原因の切り分けが難しくなる点は理解しておく必要があります。
保守契約との関係を先に確認する
トナーを自分で選ぶ前に、確認すべきことがあります。保守契約の内容です。
カウンター保守を結んでいる場合、トナー代は印刷1枚ごとの料金にすでに含まれています。この場合、トナーは販売店から無償で供給されるため、別途購入する必要はありません。
この契約で非純正品を使うと、供給を受ける権利があるのに費用を二重に払うことになります。加えて、非純正品が原因の故障は保守の対象外とされることがあります。
一方、キットトナー保守やスポット保守の場合は、自分でトナーを手配します。この場合に限り、純正以外を選ぶ余地が出てきます。まずは契約書を確認してください。
トナー代は年間でいくらになるか
どの種類を選ぶかを判断するには、年間の金額に置き換えてみるのが分かりやすくなります。
1本あたりの価格に、年間の交換本数を掛ければ概算が出ます。カラー機であれば黒と各色を合計します。この数字と、カウンター保守にした場合の年間料金を並べて比較してください。
印刷枚数が多い職場では、トナーを都度購入するより保守料金に含めたほうが総額で安くなることがあります。逆に印刷枚数が少なければ、必要なときだけ購入するほうが有利です。
どちらが得かは印刷量で変わります。感覚ではなく、実際の枚数を当てはめて計算してみてください。
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使用済みトナーの正しい処分方法
交換したあとに残るのが、使用済みのカートリッジです。ここを軽く考えていると、思わぬ問題につながります。
一般ごみに出せない理由
使用済みカートリッジには、わずかながらトナーが残っています。この粉は可燃性で、条件によっては粉じん爆発を起こす危険があります。
燃えるごみとして出すことは避けてください。自治体によっては、家庭から出るものであっても不燃ごみや有害ごみとして扱いを分けています。
プラスチックの部品や金属部品が含まれるため、そもそも分別の対象になる点も理由の一つです。
事業所から出す場合の決まり
会社や店舗で使ったトナーは、家庭ごみとは扱いが異なります。事業活動に伴って生じた廃棄物にあたるためです。
廃棄物処理法では、事業者は事業活動に伴って生じた廃棄物を自らの責任において適正に処理しなければならないと定められています。処理を業者に委託した場合でも、排出した事業者の責任はなくなりません。
つまり、社内のごみ箱にそのまま捨てるという扱いはできません。回収のルートを決めておく必要があります。
メーカーや販売店の回収を利用する
最も手間が少ないのが、この方法です。多くのメーカーが、環境への取り組みとして使用済みカートリッジの無償回収を行っています。
純正トナーを使っているのであれば、そのメーカーの回収窓口を確認してください。申し込み方法や梱包の条件はメーカーごとに異なります。
保守契約を結んでいる場合は、販売店が定期訪問の際に引き取ってくれることが多くなっています。窓口が一つで済むため、社内で調べる手間もかかりません。
リサイクルトナーや互換トナーを使っている場合は、購入した業者に回収の可否を確認します。対応していない業者もあるため、購入前に確認しておくと安心です。
回収までの保管方法
回収に出すまでの間、どう置いておくかも重要です。新しいトナーが入っていた袋と箱をとっておき、そこに使用済みのものを入れると扱いやすくなります。
保管する際は水平を保ってください。立てたり傾けたりすると、残った粉が漏れ出して周囲を汚します。
置き場所は、火気から離れた涼しい場所を選びます。数がまとまってきたら、早めに回収を依頼してください。
未使用のまま残ったトナーの扱い
機器を入れ替えたときに困るのが、未使用のまま残ったトナーです。前の機種用のカートリッジは、新しい機種には使えません。
リース満了に合わせて入れ替える予定があるなら、その時期から逆算して発注を調整してください。半年前から余分な在庫を持たないようにするだけで、無駄を避けられます。
すでに残ってしまった未使用品は、買い取りに対応している業者があります。使用済みのものとは扱いが異なるため、処分する前に確認する価値はあります。
また、トナーには推奨される使用期限が設けられている場合があります。長期間保管したものは印字品質が落ちることがあるため、古いものから順に使う運用にしてください。
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トナーをめぐるトラブルと対処
最後に、交換の前後で起こりやすいトラブルを挙げます。
交換してもエラーが消えない
まず、カートリッジが奥まで差し込まれているかを確認します。カチッという音がしていなければ、いったん抜いて入れ直してください。
フロントカバーが完全に閉まっていない場合もエラーは消えません。カバーの端まで押さえて確実に閉じます。
それでも消えない場合は、シールや保護材の外し忘れがないかを確認します。すべて確認しても改善しないときは、販売店に連絡してください。
交換したのに印字が薄い・かすれる
交換直後であれば、粉が行き渡っていない可能性があります。一度取り出して水平に振り、セットし直してみてください。
それでも改善しない場合、原因はトナー以外にあります。ドラムユニットや定着部といった消耗部品の劣化が考えられます。
こうした部品の交換は、保守契約の範囲で対応してもらえるのが一般的です。自分で分解しようとせず、連絡してください。
トナーが認識されない
型番が機種に合っていない可能性がまず考えられます。似た形状でも、対応していない型番は認識されません。
非純正品を使っている場合は、機器側が読み取るICチップが対応していないことがあります。この場合、純正品に戻せば解消します。
注文していないトナーが届いたとき
「以前ご注文いただいたトナーです」と電話があり、その後に商品が届くという手口があります。実際には注文していないにもかかわらず、請求書が同封されているというものです。
こうした送りつけの手口については、国民生活センターでも注意が呼びかけられています。身に覚えのない商品が届いた場合は、開封せずに社内の担当者へ確認してください。
防ぐには、トナーの発注窓口を一本化しておくことです。誰が発注しているのかが明確であれば、社内で確認するだけで判断がつきます。
保守契約で販売店から供給を受けている場合は、そもそも別の業者から購入する理由がありません。この点を社内で共有しておけば、電話の段階で断れます。
まとめ|手順を押さえれば数分で終わる作業
コピー機のトナー交換は、新しいカートリッジを水平に振り、フロントカバーを開けて古いものをまっすぐ引き出し、新しいものを差し込んでカバーを閉じるという流れです。慣れれば数分で終わります。
交換を促す表示が出てもすぐに止まるわけではないため、慌てる必要はありません。ただし予備は1本以上置いておき、表示が出た時点で在庫を確認する運用にしておくと業務が止まりません。
作業では、火気を避けること、付着したらお湯ではなく水で洗うこと、無理な力を加えないことの3点を押さえてください。この3つを守れば、大きなトラブルは起こりません。
使用済みのカートリッジは一般ごみに出せません。メーカーや販売店の回収を利用し、事業所から出るものは排出事業者の責任で適正に処理してください。保守契約に回収が含まれているかどうかを、この機会に確認しておくと安心です。
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