複合機リースのおすすめの選び方|メーカー比較・料金相場・契約期間の決め方を解説
目次
- 複合機リースの仕組みと料金の内訳
- 3者が関わる賃貸借契約という形
- リースが向いている企業の条件
- 月額リース料金はリース料率で決まる
- カウンター料金が総額を大きく左右する
- リース料金の相場
- 複合機リースでおすすめの機種は月間印刷枚数で決まる
- 月500〜1,000枚|A4機・小型機で足りる場合が多い
- 月1,000〜3,000枚|A3標準機が基準になる
- 月3,000〜5,000枚|中速機で処理時間を短縮する
- 月5,000枚以上|高速機と耐久性を優先する
- 耐久枚数とリース期間の関係
- 枚数と合わせて必要な機能を洗い出す
- 複合機のおすすめメーカー7社の特徴
- 富士フイルムビジネスイノベーション
- リコー
- キヤノン
- シャープ
- 京セラドキュメントソリューションズ
- コニカミノルタ
- 東芝テック
- 目的別|おすすめメーカーの選び分け
- 画質を重視する場合
- ランニングコストを重視する場合
- 保守体制を重視する場合
- 操作性やデザインを重視する場合
- 業種による傾向の違い
- おすすめの契約期間と保守契約の選び方
- リース期間は5年を基準に考える
- 7年契約が不利になりやすい理由
- 5年契約+再リースという選択肢
- 新品と中古のどちらを選ぶか
- カウンター保守とキットトナー保守の選び分け
- 失敗しない販売店・リース会社の選び方7つの基準
- 1. 本体価格の値引き幅が明示されているか
- 2. カウンター単価が相場の範囲に収まっているか
- 3. 保守の対応エリアと駆けつけ時間
- 4. 取扱メーカーの数
- 5. 見積書に契約期間分の総額が記載されているか
- 6. 契約期間と再リースの条件を説明しているか
- 7. 導入後の窓口が一本化されているか
- 複合機リースで失敗を避ける5つの注意点
- 1. 月額ではなく総額で比較する
- 2. 相見積もりは条件を揃えて取る
- 3. オプションの必要性を一つずつ確認する
- 4. 中途解約できない前提で期間を決める
- 5. 契約満了の3〜6か月前から動く
- まとめ|おすすめの複合機は印刷枚数と重視する項目で決まる
複合機のリースを検討し始めると、メーカーの数だけ提案があり、月額料金も業者ごとにばらつきます。どれがおすすめなのか、判断の軸がないまま比較を続けても結論は出ません。
おすすめの複合機は、企業によって変わります。月間の印刷枚数、求める画質、保守体制への要望が違えば、選ぶべき機種もメーカーも変わるためです。
逆に言えば、自社の条件を数字で押さえておけば、候補は自然に絞られます。あとは同じ条件で見積もりを取り、総額で並べるだけです。
この記事では、複合機リースの仕組みと料金の内訳から、印刷枚数別のおすすめ機種、メーカー7社の特徴、契約期間と保守契約の決め方、そして販売店を見極める基準までを順に整理しました。
| 確認したいポイント | 結論 | 詳細 |
|---|---|---|
| 複合機リースの仕組みは? | 3者が関わる賃貸借契約 | 利用者が選んだ機器をリース会社が購入し、月額料金で貸し出す。販売店・リース会社・利用者の3者が関わる。 |
| おすすめの機種はどう選ぶ? | 月間印刷枚数で決める | 枚数に対して機種が小さいと故障が増え、大きすぎると月額が無駄になる。まず枚数を数えることが出発点。 |
| おすすめのメーカーはどこ? | 重視する項目によって変わる | 画質・ランニングコスト・保守体制・操作性のどれを優先するかで、選ぶべきメーカーは変わってくる。 |
| 目的別に選ぶとどうなる? | 画質・コスト・保守で分かれる | 画質重視なら富士フイルムやキヤノン、コスト重視なら京セラやシャープ、保守重視ならリコーが候補になる。 |
この記事でわかること
- 複合機リースの仕組みと、リース料率・カウンター料金を含めた料金の内訳
- 月間印刷枚数別に見た、おすすめの機種クラスと印刷速度の目安
- 主要メーカー7社それぞれの特徴と、画質・コスト・保守など目的別の選び分け
- おすすめの契約期間と、カウンター保守・キットトナー保守の選び方
- 販売店を見極める7つの基準と、契約前に確認しておきたい注意点
| 自社にはどの機種が合うのか、条件から整理します 株式会社ライドでは、月間の印刷枚数と使い方をうかがったうえで、必要なスペックと候補になるメーカーを整理してご提案しています。まだ機種を決めていない段階からご相談いただけます。 お問い合わせはこちら |
複合機リースの仕組みと料金の内訳
機種を比べる前に、リースの仕組みと料金の構成を押さえておきます。ここが分かっていないと、提示された金額が高いのか安いのかを判断できません。
3者が関わる賃貸借契約という形
複合機のリースは、利用者が選んだ機器をリース会社が代わりに購入し、それを利用者へ貸し出す契約です。販売店、リース会社、利用者の3者が関わります。
機種の選定と保守を担当するのは販売店、料金の支払い先はリース会社という形が一般的です。窓口が分かれるため、契約前にどちらが何を担当するのかを確認しておくと後の手続きがスムーズになります。
公益社団法人リース事業協会でも、リースは企業が選定した設備をリース会社が取得して長期間賃貸する取引と説明されています。
リースが向いている企業の条件
リースは、初期費用を抑えて新品の機器を導入したい企業に向いています。本体価格が100万円を超える機種でも、月額の定額払いで使い始められます。
リース料金は経費として処理でき、固定資産税の申告や動産保険の手続きもリース会社が行います。経理や総務の手間が減る点も見逃せません。
一方で、原則として中途解約ができず、金利や諸費用が上乗せされるため総額では購入より高くなります。使用期間が読めない場合や、短期間だけ使いたい場合には向きません。
月額リース料金はリース料率で決まる
月額のリース料金は、機器の本体価格にリース料率を掛けて算出します。計算式は「本体価格×リース料率」です。
料率の目安は5年契約で1.9%前後、6年契約で1.6%前後とされています。100万円の機器を5年契約、料率2.0%で組めば、月額は2万円、総額は120万円という計算になります。
注意したいのは、リース料率そのものはリース会社による差が小さいという点です。見積金額に大きな差が出る主な原因は、販売店ごとの値引き幅による本体価格の違いにあります。
つまり、安く導入するために見るべきは料率ではなく本体価格です。見積書に本体価格が記載されているかを確認してください。
カウンター料金が総額を大きく左右する
リース料金とは別に、印刷1枚ごとに発生するのがカウンター料金です。トナー代、定期メンテナンス、故障時の修理対応がこの料金に含まれます。
印刷量が多い会社では、カウンター料金がリース料金を上回ることもあります。月額リース料金だけを比べても、実際の負担額は見えてきません。
単価の目安はモノクロで1円から2円台、カラーで10円から15円程度です。月3,000枚印刷する会社であれば、カラー単価が5円違うだけで年間の差は大きくなります。
リース料金の相場
A3カラー対応の一般的な機種であれば、月額5,000円から20,000円程度が目安です。印刷速度が上がる高速機や、フィニッシャーなどのオプションを付けると20,000円を超えることもあります。
月間の印刷枚数が500枚程度であれば5,000円前後、1,000枚から3,000枚であれば10,000円から15,000円前後という水準が一つの基準になります。
この幅を頭に入れておけば、提示された金額が相場から外れていないかを大まかに判断できます。
複合機リースでおすすめの機種は月間印刷枚数で決まる
機種選びで最初に押さえるべき数字が、月間の印刷枚数です。ここを間違えると、月額が無駄になるか、故障が頻発するかのどちらかになります。
現在使っている複合機があれば、操作パネルからカウンタ情報を出力できます。請求書にも枚数が記載されているはずなので、まずは実数を確認してください。
月500〜1,000枚|A4機・小型機で足りる場合が多い
印刷枚数が少ない場合、業務用のA3複合機が必ずしも最適とは限りません。A4機や小型機で十分に業務が回るケースがあります。
個人事業主やSOHO、少人数の事務所であれば、機種のクラスを下げるだけで月額を抑えられます。A3印刷の頻度がどれくらいあるかを確認してから判断してください。
月1,000〜3,000枚|A3標準機が基準になる
最も多くの企業が該当する範囲です。印刷速度は毎分23枚から30枚程度の標準機が目安になります。
この帯であれば、機種の選択肢が最も広く、メーカー間の比較もしやすくなります。画質やランニングコストといった、機能面での希望を反映させやすい範囲です。
月3,000〜5,000枚|中速機で処理時間を短縮する
印刷量が増えると、待ち時間が業務の負担になります。毎分30枚から45枚程度の中速機を選ぶと、まとまった部数を刷る場面での効率が変わります。
給紙容量も判断材料になります。用紙補給の回数が減れば、その分の手間も減ります。
月5,000枚以上|高速機と耐久性を優先する
毎分45枚以上の高速機が候補になります。この帯では速度だけでなく、機器の耐久性がより重要になります。
機種ごとに設定されている耐久枚数を契約期間中の総印刷枚数が上回ると、故障のリスクが高まります。月5,000枚を5年間続ければ30万枚に達するため、この数字に耐えられる機種を選ぶ必要があります。
耐久枚数とリース期間の関係
リース期間を決めるときは、印刷枚数と耐久枚数の関係も確認してください。月額を下げようとして契約期間を延ばすと、その分だけ総印刷枚数が増えます。
契約期間の後半で故障が増えれば、保守契約があっても業務は止まります。月額の安さと故障リスクは、切り離さずに見るべき項目です。
枚数と合わせて必要な機能を洗い出す
印刷枚数でクラスが決まったら、次は機能です。使わない機能に月額を払い続けることのないよう、必要なものを先に書き出しておきます。
確認したいのは、スキャンの使用頻度と保存先、FAX回線の要否、クラウドサービスとの連携、そしてセキュリティ機能の水準です。書類の電子化を進める予定があるなら、スキャン性能は重要な判断材料になります。
用紙サイズも見落とされやすい項目です。A3をほとんど使っていないのにA3対応機を選ぶと、その分だけ月額が上がります。
逆に、ホチキス止めや折り加工を日常的に行っている職場では、フィニッシャーを付けたほうが作業時間を削減できます。手作業にかかっている時間も含めて判断してください。
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複合機のおすすめメーカー7社の特徴
国内で流通している業務用複合機は、主要な数社に集中しています。ここでは代表的な7社の特徴を整理します。
なお、各メーカーの製品情報や業界の統計は、一般社団法人ビジネス機械・情報システム産業協会の統計データでも公開されています。
富士フイルムビジネスイノベーション
画質の再現性で高い評価を得ているメーカーです。色の階調表現やグラデーションの滑らかさに定評があり、デザイン会社や販促物を扱う企業に選ばれています。
全国の拠点数が多く、保守対応の面でも安心感があります。一方で、本体価格やカウンター単価は他社より高めに設定される傾向があります。
リコー
国内シェアで上位を占め続けているメーカーです。機能とサポート体制のバランスが取れており、幅広い業種で導入されています。
官公庁での導入実績も多く、保守網の広さを重視する場合の候補になります。高速モデルでも導入価格を抑えた機種を揃えている点も特徴です。
キヤノン
画質と操作性の両面で評価されているメーカーです。オフィスでの使いやすさを意識した設計で、業種を問わず導入しやすい点が特徴です。
オプションの種類も豊富で、特殊な要件がある環境にも対応しやすくなっています。サポート体制の評価も高い水準にあります。
シャープ
操作性の良さと導入コストの抑えやすさが特徴です。タッチパネルの分かりやすさは、複合機の操作に不慣れな職場でも扱いやすいと評価されています。
国産のサプライで価格が安定しており、ランニングコストを重視する企業から選ばれています。コンビニエンスストアへの導入実績も多いメーカーです。
京セラドキュメントソリューションズ
ランニングコストの安さを重視するなら有力な候補です。独自の長寿命ドラムにより部品交換の頻度が少なく、カウンター単価も低めに設定されています。
耐久性にも優れており、印刷枚数が多い職場との相性が良いメーカーです。画質面では上位機種ほどの再現性を求めにくい点は理解しておく必要があります。
コニカミノルタ
外観デザインに特徴があり、来客の目に触れる場所に置く場合の選択肢になります。高速モデルでも導入価格を抑えた機種を揃えています。
カラー印刷の品質も安定しており、印刷量が多い環境での実績があります。
東芝テック
流通・小売業向けの機器で実績を持つメーカーです。複合機でも、特殊な用紙への対応や独自機能を求める場合の候補になります。
全体の出荷台数では上位3社に及びませんが、特定の要件に合う機種を探す際には検討する価値があります。
目的別|おすすめメーカーの選び分け
メーカーに優劣があるわけではありません。何を優先するかによって、おすすめの答えは変わります。ここでは4つの視点で整理します。
画質を重視する場合
提案書、カタログ、販促物といった社外に出す印刷物が多いなら、画質の再現性が高いメーカーが向いています。富士フイルムビジネスイノベーションやキヤノンが候補です。
写真や図版の階調表現に差が出るため、可能であれば実機で自社の資料を印刷させてもらい、仕上がりを確認してください。
ランニングコストを重視する場合
社内資料が中心で、印刷量が多い職場であれば、カウンター単価と部品交換コストの低さが効いてきます。京セラやシャープが候補になります。
カラー1枚あたり数円の差でも、印刷枚数が多ければ契約期間全体では大きな金額になります。月間枚数を当てはめた試算を出してもらってください。
保守体制を重視する場合
複合機が止まると業務が止まる職場では、駆けつけの速さが最優先になります。拠点数が多いリコーや富士フイルムビジネスイノベーションが候補です。
ただし実際の対応速度は、メーカーよりも保守を担当する販売店の体制に左右されます。対応エリアと訪問までの目安時間は、必ず販売店に確認してください。
操作性やデザインを重視する場合
複合機の操作に不慣れな社員が多い職場であれば、パネルの分かりやすさが日々の負担に直結します。シャープの操作性は評価が高い部分です。
受付やショールームなど、来客の目に触れる場所に設置する場合は、外観デザインに特徴のあるコニカミノルタも選択肢になります。
業種による傾向の違い
業種によって、複合機に求められる条件には一定の傾向があります。自社に近い例があれば、機種選びの参考になります。
士業や不動産業のように書類の作成と保管が多い職場では、印刷枚数が多くなるため耐久性とランニングコストが重視されます。設計事務所や印刷を伴う制作会社では、A3対応と画質の再現性が判断の中心になります。
小売や飲食のように店舗単位で導入する場合は、設置スペースと操作の分かりやすさが優先されます。医療機関では、患者情報を扱う関係でセキュリティ機能の水準が判断材料になります。
同じ業種でも規模や運用方法によって答えは変わりますが、何を優先すべきかの見当をつける手がかりにはなります。
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おすすめの契約期間と保守契約の選び方
機種が決まったら、次は契約条件です。期間と保守の選び方で、支払総額は大きく変わります。
リース期間は5年を基準に考える
複合機の法定耐用年数は5年です。契約期間もこの年数を基準に考えると、機器の寿命と契約期間のずれが生じにくくなります。
リース料率の面でも、5年契約は3年から4年の短期契約より有利になります。故障リスクの面では、6年や7年の長期契約より安全です。
迷った場合は5年を出発点にし、印刷枚数と予算に応じて前後させるという考え方が実務的です。
7年契約が不利になりやすい理由
契約期間を延ばせば、月額は確実に下がります。ただし支払い回数が増えるため、総額は増えます。
3年契約と7年契約を比べると、月額では7年のほうが安く見えても、総額では10万円以上の差が出ることがあります。月額の安さだけで期間を決めると、この差に気づけません。
加えて、7年という期間は業務の変化に対して長すぎます。人員や働き方が変わっても、契約だけは残り続けます。
契約期間の後半には、部品供給が終了して修理できなくなるリスクもあります。長期契約を提案された場合は、その期間にする理由を確認してください。
5年契約+再リースという選択肢
5年で契約を組み、満了後も同じ機器を使い続けたい場合は、再リースという方法があります。
再リースの料金は、元の月額の1〜2か月分程度を年1回まとめて支払う形式が一般的です。機器本体の支払いが終わっているため、大幅に安くなります。
最初から7年契約を組むより、5年契約に再リースを2年足したほうが総額を抑えられるケースがあります。契約前に両方の試算を出してもらうと比較しやすくなります。
新品と中古のどちらを選ぶか
リースで導入する機器は新品が基本ですが、中古機を割賦やレンタルで導入するという選択肢もあります。判断の分かれ目は、使用予定年数と印刷枚数です。
5年以上使う予定があり、印刷枚数も多いのであれば、新品のリースが無難です。中古機は導入コストを抑えられる一方、保守がスポット契約になることが多く、故障時の修理費が都度発生します。
印刷枚数が少なく、使用期間も限られているのであれば、中古機やレンタルのほうが総額を抑えられる場合があります。年数と枚数の両方を出してから比較してください。
カウンター保守とキットトナー保守の選び分け
保守契約には主に2つの形式があります。印刷枚数に応じて課金されるカウンター保守と、専用トナーの購入費に保守費が含まれるキットトナー保守です。
印刷枚数が多く、トナーの消費が早い職場にはカウンター保守が向いています。月に数百枚程度しか印刷しない職場では、キットトナー保守のほうが安く収まることがあります。
どちらを選ぶかで、同じ機種でも月々の負担は変わります。自社の印刷枚数を伝えたうえで、両方の試算を依頼してください。
失敗しない販売店・リース会社の選び方7つの基準
同じ機種でも、どこから導入するかで金額と満足度は変わります。判断の基準を7つ挙げます。
1. 本体価格の値引き幅が明示されているか
見積金額の差は、リース料率ではなく本体価格の値引き幅から生まれます。見積書に本体価格が記載されていない場合は、必ず提示を求めてください。
定価と提示価格の両方が分かれば、値引き率を計算できます。他社との比較もしやすくなります。
2. カウンター単価が相場の範囲に収まっているか
モノクロ1円から2円台、カラー10円から15円程度が一つの目安です。この範囲を大きく超えている場合は、理由を確認してください。
月額リース料金を安く見せる代わりにカウンター単価を高く設定する提案もあります。両方の数字が揃ってはじめて比較できます。
3. 保守の対応エリアと駆けつけ時間
故障時に何時間で来てもらえるのか、代替機の用意があるのかは、料金と同じくらい重要な条件です。
自社の所在地が対応エリアの中心にあるか、端にあるかでも実際の速度は変わります。設置場所を伝えたうえで、目安時間を聞いてください。
4. 取扱メーカーの数
1社のメーカーしか扱っていない販売店では、提案がその範囲に限られます。複数メーカーを扱う販売店であれば、条件に合う機種を横断的に比較できます。
特定のメーカーにこだわりがある場合を除けば、選択肢の広さは判断材料になります。
5. 見積書に契約期間分の総額が記載されているか
月額だけを提示し、総額を出さない見積書は比較の役に立ちません。契約月数を掛けた金額と、想定印刷枚数を当てはめたカウンター料金の合計を求めてください。
総額を出すことを渋る場合は、その姿勢自体が判断材料になります。誠実な販売店であれば、試算の依頼にはすぐ応じます。
6. 契約期間と再リースの条件を説明しているか
契約満了後にどうなるのか、再リースの料金はいくらか、返却する場合の手続きはどうなるのかを、契約前に説明してもらいます。
満了時の選択肢を先に把握しておけば、5年後に慌てずに済みます。この説明があるかどうかで、販売店の姿勢が分かります。
7. 導入後の窓口が一本化されているか
機器のトラブル、トナーの補充、ネットワークの不具合。それぞれ連絡先が違うと、対応までに時間がかかります。
OA機器と通信環境をまとめて扱う会社であれば、窓口が一つで済みます。日々の運用を考えると、この差は小さくありません。
| 他社の見積書、内容をご一緒に確認します 本体価格の値引き幅、カウンター単価、契約期間、保守範囲。この4点が書かれていれば、提案が妥当かどうかは判断できます。ライドでは、他社からの提案内容を含めて条件の整理をお手伝いしています。 お問い合わせはこちら |
複合機リースで失敗を避ける5つの注意点
最後に、契約前に押さえておきたい点を5つ挙げます。どれも、後から変更するのが難しい項目です。
1. 月額ではなく総額で比較する
月額が安い提案が、総額でも安いとは限りません。契約期間が長い、カウンター単価が高いといった理由で、結果的に高くつくことがあります。
比較の単位を総額に揃えるだけで、判断の精度は大きく変わります。リース料金とカウンター料金を合算した数字で並べてください。
2. 相見積もりは条件を揃えて取る
複数社から見積もりを取る際は、機種クラス、想定印刷枚数、契約期間を統一して伝えます。条件がばらついた見積書は、そもそも比較になりません。
依頼時に伝える内容をメモにまとめ、同じ内容を各社に渡すと条件が揃います。返ってきた見積書は、項目ごとに並べて確認してください。
見積もりの数は3社程度が現実的です。多すぎると比較そのものに時間がかかり、判断が遅れます。
3. オプションの必要性を一つずつ確認する
フィニッシャー、大容量給紙、追加のFAX回線。オプションは便利ですが、そのぶん本体価格が上がり、月額に反映されます。
提案されたオプションが、実際にどれくらいの頻度で使われるのかを確認してください。年に数回しか使わない機能であれば、外すという判断もあります。
4. 中途解約できない前提で期間を決める
複合機のリースは、原則として中途解約ができません。解約する場合は、残りのリース料に相当する金額を求められるのが一般的です。
移転、増員、事業の縮小といった変化が見込まれる場合は、その可能性を踏まえて期間を決めてください。長すぎる契約は、選択肢を狭めます。
5. 契約満了の3〜6か月前から動く
現在リース契約中で入れ替えを検討している場合は、満了の3か月から6か月前に動き始めます。
満了直前になると相見積もりを取る時間がなく、提示された条件をそのまま受け入れることになりがちです。余裕があるほど、比較できる幅は広がります。
自動更新の条項がある契約では、更新を断る際の通知期限も忘れずに確認してください。
まとめ|おすすめの複合機は印刷枚数と重視する項目で決まる
複合機リースにおすすめの正解が一つあるわけではありません。月間の印刷枚数で機種のクラスが決まり、画質・ランニングコスト・保守体制のどれを優先するかでメーカーが絞られます。
契約期間は5年を基準に考え、必要であれば再リースで延ばす方法があります。7年契約は月額が下がる代わりに総額が増えるため、提案された場合はその理由を確認してください。
販売店を選ぶ際は、本体価格の値引き幅、カウンター単価、保守の対応速度、取扱メーカーの数を見ます。見積金額の差はリース料率ではなく本体価格から生まれるため、この項目が記載されているかは重要な確認点です。
最後に、比較は必ず契約期間分の総額で行ってください。月額だけを並べていると、条件の違いが見えないまま数年間の契約を結ぶことになります。
| 複合機の導入、条件の整理から契約までご一緒します おすすめの複合機は、印刷枚数と重視する項目によって変わります。株式会社ライドが、必要なスペックの割り出しから機種の選定、契約条件の確認までを一貫して対応します。 お問い合わせはこちら |